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zoom RSS 白昼の死角(1979)

<<   作成日時 : 2014/04/22 20:27   >>

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戦後、高利貸しを営み巨額の富を得た東大卒のエリート隅田(岸田森)は、資金繰りに行き詰まり自殺した。残された鶴岡(夏木勲(後夏八木勲))は違法な手形詐欺を繰り返し大金を手にする。検事(天知茂)の執拗な追求に遭うが、その度豊富な法知識を駆使して罪を逃れる。
戦後の有名な「光クラブ事件」を題材にした高木彬光の原作を村川透が撮った。原作の前半は「光クラブ」の顛末を描いたより史実に近いものになっているが、隅田の自殺から始まる本作では、殆ど省略されている。そういう事情もあってか、全体的に冗長過ぎる。二時間半あるのだが大半が詐欺の手口の説明であり、興味や知識の有る人には良いのだろうが、一般の観客には退屈かもしれない。
又、時代背景として、しきりと「アプレゲール」という言葉が出てくる。戦後の価値観が崩壊した中で生きていかざるを得なかった若者の虚無感が理解できないと、この作品は単なる「犯罪映画」になってしまい、最後まで「生」に執着する主人公の生き様にも共感出来ないだろう。多くの命を奪った「戦争」という大きな犯罪の前では、自分の犯罪など取るに足らない。そういう信念が見え隠れする強さに観客は惹かれていくのだ。現代の若者にそんな感覚を分かれというのは酷なことかもしれない。
尚、原作者の高木彬光、製作の角川春樹、おまけに所謂「諜略電話事件」で有名になった鬼頭史郎元判事まで出演している。

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