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zoom RSS 海潮音(1980)

<<   作成日時 : 2014/06/19 18:29   >>

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能登の小さな町で暮らす少女(荻野目慶子)は、父(池部良)、祖母(浦辺粂子)と三人暮らし。ある日そこへ記憶喪失の女(山口果林)が転がり込んでくる。その騒動は叔父(泉谷しげる)をも巻き込み・・・
橋浦方人監督の作品。「女の性」を非常に丁寧に描いた作品である。特に、幼い時に父がお手伝い(上月左知子)と関係を持つ場面を見たり、自らも襲われそうになった経験から、自分の中に棲む女性性を受け容れられずに居る少女の心の揺れは実に丁寧に描かれている。その心には無頓着に、家庭の中ですら「男」を剥き出しにする父と対照的に描き、男と女の相容れなさを切ない程に突き付けてくる。その少女に救いの手を差し伸べるのが亡母の弟だが、その叔父すら女の事で彼女の元を去ってしまう。記憶喪失の女は、少女の父を奪う存在であると同時に、未来の自分自身の姿として脅かしているのだろう。実に残酷な物語である。
この少女を演じたのが、天才子役と言われた荻野目慶子。今見ても、実に上手い。これからの活躍にも大いに期待する。知的で冷静な叔父を演じた泉谷しげるも他の作品と違ったイメージの役を好演しているのも流石。橋浦方人監督は、長年劇映画を撮っていない。勿体無いことだ。

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