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zoom RSS 家路(2014)

<<   作成日時 : 2014/09/20 23:33   >>

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福島原発の原発の事故で避難を余儀なくされた男(内野聖陽)は、母(田中裕子) 、妻(安藤サクラ)、娘と仮設住宅に住んでいる。その腹違いの弟(松山ケンイチ)が東京から突然避難区域内にある家に戻って農業を始めた。・・・
久保田直監督作品。ドキュメンタリー映画を数多く撮って来た人の作品らしく、原発事故の生々しい現実を扱いながら淡々とした画面で落ち着いた作品に仕上げている。とは言え、突然生活基盤を奪われた登場人物達の苦悩は生々しく、出来れば目を背けたくなる。主人公の家族もどんどん崩壊していく予兆が現れている。その迫力は被災者達への綿密な取材があってこそだと想像出来る。そうやって現実の人間に寄り添いながら作られた作品なのであろう。
そういう生の人間の声を聞きながら作った作品だからこそ、あえて東京から戻って、危険な避難区域内に住んで農業を営もうという人物を設定できたのだろうという気がする。本当は誰もが何も無かったかのように今までの生活を続けていきたいのだろうと思う。それが出来ない悲しみを静かに訴えかけてくる。そのメッセージの前には沈黙するしかない。
難点を言えば、兄弟間の葛藤の説明が分かりにくく、二人が和解するシーンを台詞だけで終わらせている所だ。二人が出会ってからのシーンがもっと多くても良かったのかもしれないが、そうなると家族の物語に力点が移ってしまうので、又違う映画になってしまうのかもしれない。
それにしてもこの映画に写されている避難区域は本当に美しい所だ。こういう場所を人間から奪ってしまった者達の罪は本当に重い。それを実感出来るだけでも見るに値する。
どこかに弱さを秘めながら、自分の意思を貫こうとする男を演じた松山ケンイチの演技力は流石の物だった。認知症を患い始める老母を演じた田中裕子、年をとるほど可愛くなっていく。不思議な人だ。
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