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zoom RSS 海と毒薬(1986)

<<   作成日時 : 2014/10/30 12:07   >>

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敗戦の色濃い中、大学医学部研究生、勝呂(奥田英二、現瑛二)と戸田(渡辺謙)はどこか自暴自棄な生活を送っていた。そんな中二人は、軍部から命令された米兵捕虜の生体解剖実験への協力を命じられる。・・・
遠藤周作の原作を熊井啓監督が撮った。1945年5月に実際に起こった「九州大学生体解剖事件」をモチーフにした作品。こういう純文学を映像化するのは大変難しく、大半の作品は原作の味を損なってしまうものだが、そこは熊井監督の手腕の見せ所。全編モノクロで主人公達の心中を象徴するような黒い海の映像を挟み込むなどして、原作の醍醐味を上手く映像化している。又、事件に協力させられる人達の事情を細かく描く事でこの事件の異常性を強調する事にも成功している。この作品は決して反戦映画ではなくもっと根源的な人間の罪の意識の有り様を追求した作品であるがその点から見ても主人公の独白に頼っている部分はあるにせよ成功している様に思う。
主人公を演じた奥田瑛二と渡辺謙がまだ若いのだが素晴らしい演技をしている。罪悪感に終始悩まされる奥田の方はともかく、一見合理主義的に生きようとしている役を演じた渡辺の方がより困難な演技を強いられていたと思うが、自然な演技で観客の心を揺さぶっている。脇を固めているベテランの中では西田健の存在感は素晴らしかった。あの成田三樹夫を上回る悪役ぶりである。



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