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zoom RSS 動乱(1980)

<<   作成日時 : 2014/11/30 17:39   >>

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脱走した少年兵(永島敏行)を追った中隊長(高倉健)は、少年兵の姉(吉永小百合)と出会う。やがて、朝鮮半島に渡った彼は、そこで慰安婦に身を落とした彼女と再会する。・・・
山田信夫脚本、森谷司郎監督作品。二二六事件の顛末を追ったドラマのように見えるが、歴史的な経緯よりも一組の男女の愛情を描いたドラマと見るべきであろう。当時の世相を背景に、時代に翻弄された人達の悲劇を丁寧に描いている。不景気にあえぐ民衆の視点に立って、この時代の日本を見つめなおすと青年将校の反乱も違う側面が有ることに気付かされる。とは言え、大きな力に結局は利用されたに過ぎなかったことも感傷に浸る前に肝に銘じておくべきだろう。
そのかわり、五一五事件から二二六事件までを扱っているので、その歴史的な背景の描写は非常に薄っぺらいものになってしまっている。主人公がどういう思いで反乱軍を指揮するまでに至ったのか、陸軍内部の対立等思想的な背景も含めて説明が欲しかった。日本が戦争への道を引き返せなくなった重要な事件であるだけに、もう少し丁寧な描写が必要だったような気がする。
半ば投げやりな生き方をしていたが主人公から愛されることによって生きる希望を見出していく姿を演じた吉永小百合がどうしようもなく愛おしく見えた。流石の演技力である。又、主人公に共鳴しながらも立場上、その行動を止めなければいけない憲兵役の米倉斉加年が大変良い味を出していた。ラスト近くで決起部隊を止める米倉斉加年を躊躇なく切り捨てる高倉健の姿には痺れた。両名とも鬼籍に入った。寂しい限りである。
主題歌は小椋佳の「流れるなら」。この作品のテーマに合った名曲である。



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