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zoom RSS 君よ憤怒の河を渉れ(1976)

<<   作成日時 : 2014/12/12 11:52   >>

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無実の罪を着せられた検事(高倉健)は、自分を罠に嵌めた者の正体を突き止めるため刑事(原田芳雄)などの前から逃亡する。自分を告発した女(伊佐山ひろ子)は殺されており、その夫(田中邦衛)を追って北海道へ飛ぶ。その山中で牧場の娘(中野良子)に、救われる。 ・ ・ ・
西村寿行の原作を佐藤純彌監督が撮った。「追いかけっこ」 、 「お色気」 、 「派手なアクション」を並べておけば面白い映画が撮れるという信念に満ち溢れたオーソドックスな作品である。 DVDやテレビで観ると色々と御都合主義的な筋書きが目立ち、あまり面白くないかもしれないが、元来映画は大画面で楽しむ物なので、この作品をリアルタイムで観た人はさぞかし面白かっただろうと思う。特に北海道でのロケのシーン、セスナで脱出するシーン、新宿の街を馬で疾走するシーン等、迫力もあり充分楽しめる。
それにしても、エリート検事がわざわざ大きいリスクを犯して逃亡するかどうか、この映画の中でも最初の犯罪については無実であることがすぐに判明したのだから、この判断は明らかに誤っているし、その後、大きな困難が待ち受けているのも主人公の自業自得と言えなくはない。その時点で主人公に感情移入し切れないのが残念である。西村寿行初期の作品なので、原作のほうの問題であるとも言えるが、こうやって映像で見せられると、その矛盾が目立ってしまうのも仕方あるまい。最後は政界絡みの犯罪と分かるのだが、これについても、もっと分かりやすい伏線を張っておいた方が面白かったのではなかろうか。
それでも高倉健が演じると、やっていることが正しいと思えてしまうのが凄い所。そして、その男に惚れて命をかけて守ろうとする女を中野良子が危なげなく演じている。間で娼婦役の倍賞美津子までが出演して主人公を助けるのはご愛嬌、というかこういう役が似合いすぎ。徐々に逃亡している主人公に気持ちを寄せて行き、最後には共犯者にまでなる原田芳雄の演技が必見。



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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
『新幹線大爆破』と共に、佐藤純也の数少ない良い作品でしょう。
ただ、これを見た時は凄くて、伊勢佐木町の横浜松竹でしたが、巻を入れ違えて上映したので、同じところを二度見ました。館内は、「またか!」と騒然としましたが、こういうことは昔はよくありました。
さすらい日乗
2014/12/26 14:48

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