邦画大好き

アクセスカウンタ

zoom RSS 八甲田山(1977)

<<   作成日時 : 2015/01/20 17:40   >>

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

画像

明治三十四年、陸軍は来たるべきロシアとの戦争のために雪の八甲田山での行軍演習をすることになった。選ばれたのは中隊長の徳島大尉(高倉健)と神田大尉(北大路欣也)であった。徳島大尉は本人の希望通り小隊を率いての行軍となったが、神田大尉は大隊を率いての行軍となった上、大隊長(三国連太郎)も随行してくることとなった。 ・ ・ ・
明治35年に起こった「八甲田山雪中行軍遭難事件」に題材をとった新田次郎の原作を、橋本忍が脚色し森谷司郎監督が撮った。制作には野村芳太郎も名前を連ねており、まさに日本映画界を代表する人物が関わった大作である。やはりこの映画の最大の魅力は、本当に雪の八甲田山で撮ったロケーションの画面の大迫力であろう。俳優や撮影スタッフ全員がよく生きて帰れたものだと感心するほどの迫力である。計画から遭難までを三時間足らずにまとめていて退屈することなく観ることが出来る。全員が生還した徳島隊とほぼ全滅に近かった神田隊の違いは、自然の力を甘く見たかどうかというところではないかと思うのだが、この教訓は現在でも十分心得なければならないことだと考える。人間が持っている限られた知識など自然の猛威の前には全く無力に近い。この事実を忘れた時に大きなしっぺ返しを受けることになる。それを忘れがちな現在こそ、心して鑑賞しなければならない作品なのかもしれない。
軍隊という組織の中で全力を尽くそうとする人達を描いた優れた群衆劇と言う見方も出来る。そうみると、実際の行軍演習には参加していない上官達を演じた島田正吾や大滝秀治、丹波哲郎、小林桂樹などの演技力がこの作品に厚みを持たせている。
原作はもっと当時の陸軍の責任を追及するような重い内容になっているが、より叙情性を求めた本作品とは別物と考えた方が良いのかもしれない。



にほんブログ村 映画ブログ 日本映画(邦画)へ
にほんブログ村



日本映画 ブログランキングへ



八甲田山 特別愛蔵版 [DVD]
M3エンタテインメント
2004-06-23

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 八甲田山 特別愛蔵版 [DVD] の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



八甲田山死の彷徨 (新潮文庫)
新潮社
新田 次郎

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 八甲田山死の彷徨 (新潮文庫) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
ナイス

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
八甲田山(1977) 邦画大好き/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる