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zoom RSS 夜叉(1985)

<<   作成日時 : 2015/01/30 10:13   >>

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大阪ミナミの名の知れたヤクザだった男(高倉健)は、見初めた女性(いしだあゆみ)を連れて、足を洗い、北陸の港町で漁師をしていた。ある日、その町に子供連れの女(田中裕子)が現れる。ところが、その女の亭主(ビートたけし)は薬物中毒で、ミナミから仕入れた薬物を港の男達に売って儲けようとしていた。 ・ ・ ・
中村努の脚本を降旗康男監督が撮った。基本的には、ヤクザ映画なのだが、見所は主人公が二人の女の間で揺れ動く心情であり、ヤクザ映画の部分は時間的にも少なく、全体的に説明不足で中途半端なものになっている。かといって、主人公の漁師としての日常生活が丁寧に描かれているとは言えず、こちらも中途半端である。何か「冬の華」と「居酒屋兆治」のつまらない所だけをくっつけて映画にしたような感じになっている。主人公が非常に身勝手な男にしか見えないのは、日常生活を丁寧に生きているという姿が観客に見えないからだと思う。
それにしても、話の鍵となる役にビートたけしを起用したのは大失敗だったと思う。薬物中毒である事はよく分かるが、片足でもヤクザの世界に入っている男には到底見えないし、演技も大仰すぎて明らかに映画全体の雰囲気からは浮いている。話題性が欲しかったのかもしれないが、もっとこういう映画に慣れた人を起用するべきではなかったのか?
何と言っても魅せるのは、田中裕子扮するミナミの女性と、いしだあゆみ扮する港町の妻との主人公を挟んだ女の争いである。男を惑わす女性の魅力を田中裕子が余すところなく演じていて恐ろしいぐらいだが、受けて立ついしだあゆみの抑えた演技も又魅力的である。主人公がミナミに行こうとする時には動揺して止めようとするものの、帰ってきた夫を何事もなかったかのように迎える所など、女性としてはこの妻の方が恐ろしいような気もする。この女優二人の演技を見るだけでも価値があるのかもしれない。
主人公を優しく見守る役を、乙羽信子と奈良岡朋子が演じて映画を締めている。



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