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zoom RSS ブワナ・トシの歌(1965)

<<   作成日時 : 2015/03/18 16:10   >>

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考古学を専攻する男(渥美清)は、地質調査隊のための家を建てるために、独立直前のタンガニーカ(現タンザニア)に向かった。先遣隊は病に倒れ、一人で仕事をしなければいけなくなった彼は、現地の人を雇おうとするが、・・・
片寄俊彦の原作を、清水邦夫との共同脚本で羽仁進監督が撮った。日本映画の中で一番面白い映画を上げろと言われれば真っ先にこの作品が思い付く。映画を撮るということがどういう事かも多分良く分からない現地の人の中にプロの俳優を一人だけ入れて撮ろうという企画自体が、斬新で非常に冒険的である。その要求に皆が良く応えている。真の意味の力作と言えよう。どこまでが脚本なのか、どこまでが演技なのか分からない中で展開していく物語の説得力は他の映画の追随を許さない。
この作品で描かれている文化の違いとそれを克服するコミュニケーションの大切さは、何時の時代にも新しいテーマであろう。そういう意味では古今東西を問わず、元気をくれる作品でも有る。近代化の波に晒されて、ここで描かれているような生き方や価値観までが消え去っていないことを祈るばかりである。
そういう原住民の中に入って、対等に自然な演技を見せる渥美清の底力には感服するのみである。
この映画を撮って以降、羽仁進も渥美清もアフリカに魅せられて、何度も渡航している。この二人の生き方までも決定づけた作品と言えるのかもしれない。



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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
プロの役者は、もう一人いて下元務です。彼は劇団民芸の役者で、山田五十鈴と結婚していたこともあります。
羽仁は天才で、『不良少年』や『午前中の時間割』なども非常に実験的な作品ですが、最近見たのでは有馬稲子主演の『充たされた生活』には、本当にびっくりしました。
これも凄い映画です
2015/03/19 08:20
「初恋・地獄編」から大ファンになりましたが、本当に羽仁進は天才ですよね!
清水宏に負けないかも?
松木完之
2015/03/19 10:16

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