邦画大好き

アクセスカウンタ

zoom RSS さくら隊散る(1988)

<<   作成日時 : 2015/03/24 22:44   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

画像

戦時中、広島で公演を行っていた移動劇団「桜隊」は、原子爆弾投下により、丸山定夫以下、広島に居た九名全員が死亡した。
江津萩枝の原作を本に、新藤兼人監督の、一部再現ドラマを交えながらのドキュメンタリー作品。戦時中、新劇は危険思想を持っているとされ、徹底的に弾圧された。俳優達も刑務所に何回も入れられることは珍しくなかった。そんな御時世でも皆に演劇を見せたいという情熱は変わらず、いわば国家当局と妥協した形で移動演劇隊というのを作り、各地で慰問公演を行うという形を取った。桜隊はたまたま広島を拠点に活動しており、原爆の被害に遭った。その桜隊の旗揚げから九名の死亡までを関係者の証言を軸に作っている。その関係者も最早、大多数が故人なので、現在では実に貴重である。
どんなに不条理に弾圧されても演劇への情熱を失わなかった姿勢には敬服せざるを得ない。と同時に、そういう人の命すらも奪っていった原爆の酷さについて考えてしまう。九名の内、五名はその場で即死。その場は生き延びた丸山定夫、園井恵子高山象三仲みどりの四名も助からなかった。仲みどりは東京の実家まで辿り着き、東京帝大医学部の患者となり、「原子爆弾症」第一号患者となり、後の原爆症研究の発展に寄与する。
再現ドラマの部分もモノクロ画面の特徴を活かして迫力たっぷりに撮られている。歴史の一頁として是非とも観て頂きたい作品である。



にほんブログ村 映画ブログ 日本映画(邦画)へ
にほんブログ村



日本映画 ブログランキングへ



さくら隊散る [DVD]
角川書店
2001-10-10

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by さくら隊散る [DVD] の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



桜隊全滅
未来社
江津 萩枝

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 桜隊全滅 の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
さくら隊散る(1988) 邦画大好き/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる