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zoom RSS 七つの顔(1946)

<<   作成日時 : 2015/03/07 23:31   >>

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レヴューの踊り子(轟夕起子)に贈られた花束から出火し、ダイヤの首飾りが盗まれた。やがて、都知事選挙に出馬しようとしていた子爵(月形龍之介)の邸宅から証拠品が見つかり、逮捕された。しかし、探偵の多羅尾伴内(片岡知恵蔵)は疑問を抱き、子爵夫人(喜多川千鶴)を連れ出して独自の捜査を始める。 ・ ・ ・
比佐芳武の脚本を松田定次監督が撮った。大ヒットした多羅尾伴内シリーズの第一作。ご存知のようにGHQが、チャンバラ映画を禁止したので、やむなく時代劇スターを主役にして撮った現代劇である。ミステリーとしては大した盛り上がりもなく、物語もルパンシリーズの「謎の家」を翻案したものであるが、時代が時代だっただけに、とにかく楽しめる作品を作ろうという意気込みがこちらまで伝わってくる。難しい事は放っておいて、片岡知恵蔵が悪人を剣の代わりにピストルでやっつけてしまう。その姿を見るだけで観客は満足したことと思う。又、上流階級社会を舞台にしているのも、普段の苦しい生活を忘れさせてくれるという意味が大きかったのかもしれない。
それでも、映画の題材としては、この映画が公開された翌年に始まった知事の公選制度を取り上げていて、民主主義への啓蒙的な役割も果たしているところが面白い。又、主人公も元は有名な泥棒だったらしく、それから立ち直るために、悪と戦っていこうとしている。この設定はアルセーヌ・ルパンから着想を得たと思われるが、その姿が、この時代の多くの日本人の共感を得たのかと思うとなかなか感慨深い。



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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
七役演じると言うのは、歌舞伎の変化の発想ですね。
変な映画ですが、さらに冒頭には変な「公正な選挙をしましょう」なるタイトルはありませんでしたか。私が昔見た時にはありましたが。
これは永田雅一が京都で選挙に出たことと関係あるのだと思います。勿論、落選しましたが。
まあ歌舞伎ですね
2015/03/11 08:57

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