生きてるものはいないのか(2012)
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作成日時 : 2015/04/20 18:09
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近くの鉄道で大きな事故が起こったニュースを聞きながらも、普段と変わらぬ大学キャンパスの中では、多くの学生が、変わらぬ生活をおくっていた。ところが、一人ずつ周囲の人間が原因不明の急死をしていく。・・・
前田司郎の戯曲を石井岳龍監督が撮った。舞台は未見だが、筋書きや台詞回しは戯曲に忠実に作られているらしく、集団不条理劇としては味が出ていて面白い。又、映画で見せることにより、独特のテンポも生まれ、退屈することもなかった。この事件の原因を追求したり、大学外の様子を描く等、映画化するにあたって冒険があっても良かったような気もするが、意見の別れる所だろう。石井監督が教鞭をとっている神戸芸術工科大学のキャンバス内で撮影され、多くの学生がキャスト、スタッフとして参加している。そういう手作り感も心地よい作品である。「水の中の八月」以来の石井監督独特の空気感が冴え渡った作品と言えよう。
若いキャスト陣の自然な演技にも注目。
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