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zoom RSS 雲ながるる果てに(1953)

<<   作成日時 : 2015/08/11 21:57   >>

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米軍が沖縄上陸作戦を開始し始めた頃、鹿児島の特攻隊基地で出撃命令を待っている学徒航空兵達の姿があった。・・・
ベストセラーになった特攻隊員として戦死した海軍学徒兵の遺稿集を原作にした家城巳代治監督作品。終戦後間もない時期の作品だけあって、特攻隊員達の日々の生活にはリアリティーが溢れている。普通の若者らしくいがみ合ったりしながらも深い友情で結ばれている。恋人との何気ない会話なども挿入されていて、青春群像劇としても面白い。しかし、それだからこそ彼等が抱えている運命の悲劇性が際立って見える。国家全体が、人間の命を消耗品としか見ない狂気に酔いしれていた異常さ。それを一番知っていたのが特攻隊員本人達であるという悲劇。その全体像を描いてあまりある傑作である。「お国のために」と周囲を鼓舞していた隊員(鶴田浩二)が、出撃前にのたうち回るシーンは、とても平然と観ることは出来ない。全員出撃の後、作戦室で戦果が上がらなかったというシーンの後、教室で学んでいる子供達が歌うシーンに切り替わる所など、次の消耗品をこうやって作っていると言っているようで背筋が凍りつく。戦争について語る前に是非とも観て頂きたい作品である。



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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
日本共産党員の家城巳代治と日の丸・君が代の鶴田浩二が手を組んだという珍しい映画ですね。

鶴田は、戦時中は本当は整備兵だったのに、特攻隊役を数多く演じたために、最後は自分も特攻隊と信じていたそうです。
役者らしくて良いと思いますが。
さすらい日乗
2015/09/27 10:15

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