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zoom RSS 野良犬(1973)

<<   作成日時 : 2015/10/17 22:36   >>

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警視庁の若い刑事(渡哲也)は、不審尋問中に車に乗った若者達(志垣太郎、内田喜郎等)に拳銃を奪われてしまう。ベテラン刑事(芦田信介)の下で保護観察処分となった彼は、犯人グループが沖縄出身の若者達が本土で差別を受けた怨念から、一人が一人ずつ射殺していくという計画であることを突き止めるが・ ・ ・
黒澤監督の「野良犬」をリメイクした森崎東監督作品。警察内部の人間関係に重きを置いた黒澤監督の作品とは対照的に、こちらの作品は最初から犯罪者に寄り添った視点を大切に作ろうとしているように見える。沖縄から東京に出てきた若者達の、無理矢理共同正犯になろうとするほどの連帯感の強さを強烈に見せようとしている。余程、沖縄の置かれた事情に詳しければ別だが、一般的な観客にとっては少し理解しがたい面もあっただろう。前作が作られた終戦直後ならばともかく、高度成長を経験してしまった日本の中で「野良犬」を探すとすれば、まだ日本人と認められていなかった(本作品が公開された前年に沖縄はようやく日本に返還された)沖縄の人達を考えるのは極めて自然なことだろう。そのように考えると、少し安易なヒューマニズムが目立った前作よりも、登場人物の心理について言えば丹念に描いた良心的な作品と言えよう。
その分だけ、主人公である筈の若い刑事が狂言回しに終わってしまっているのが少し残念であるが、自分の仕事について疑問を持ちながら、犯人逮捕の熱情を失わないある意味の高貴さを失わない一匹狼の美学を渡哲也が体現していて、悪くない。
名作と言われる前作のリメイク版でなければ、もっと評価されたであろうと思うと残念でならない。



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