邦画大好き

アクセスカウンタ

zoom RSS 伽椰子のために(1984)

<<   作成日時 : 2015/11/04 18:14   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

画像

昭和三十三年、在日朝鮮人の大学生(呉昇一)は、父(加藤武)の友人夫婦(浜村純、園佳也子)の家を訪ねる。そこには、終戦時に貰われた日本人の高校生(南果歩)がいた。貧しい生活と朝鮮人と結婚したことを後悔している義母の愚痴に溢れた家に嫌気がさした彼女は、彼と東京で暮らすことにするが・ ・ ・
李恢成の原作を小栗康平監督が撮った。こういう人間の内面に焦点を合わせている原作を敢えて映像化する困難さを小栗監督は承知しながら撮っているのだろうから、仕方ないのかもしれないが、原作の持っているメッセージをそのまま表せているかというと疑問が残る。その辺は原作とは別物だと割り切って観るとすると、大人たちの事情に振り回された若者の一種の悲恋物語として見ることが出来よう。それにしては、二人の背景にある民族問題が消化しきれてないように思う。断片的な台詞の積み重ねからそれを読み取れというのは、観客に甘えすぎているように見える。又、在日朝鮮人の彼を捨てて自分の娘に日本人名、それも自分の本名をつけるヒロインの生き方は、完全に朝鮮人である部分を捨て去った生き方なのだが、それを肯定してしまうと、この作品で長々と語られてきた朝鮮の虐げられた歴史というのは何だったのだろうかという疑問も湧いてくる。もう少し思い切って話を二人の恋愛に絞り単純化した方が面白かったかもしれない。
主人公を演じた二人は映画初出演。二人共在日らしいが、そんなこととは関係なく好演。呉昇一は呉圭錫として彫刻家として活躍している。南果歩のその後の活躍は御存知の通り。



にほんブログ村 映画ブログ 日本映画(邦画)へ
にほんブログ村



日本映画 ブログランキングへ



小栗康平監督作品集 DVD-BOX
松竹
2005-06-29

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 小栗康平監督作品集 DVD-BOX の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



伽?子のために (新潮文庫 り 1-1)
新潮社
李 恢成

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 伽?子のために (新潮文庫 り 1-1) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
伽椰子のために(1984) 邦画大好き/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる