三十六人の乗客(1957)
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作成日時 : 2015/12/15 18:10
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刑事(小泉博)は退職するつもりで愛人(淡路恵子)と夜行バスでスキーに出かける。ところが、そのバスに強盗犯が乗っている可能性が高いことを、同じ部署の刑事の義父(志村喬)から知らされて・・・
有馬頼義の原作を、井手雅人、瀬川昌治の共同脚本で杉江敏男監督が撮った。娯楽映画を数多く撮って来たスタッフらしく、サスペンス映画はこうやって作るのだという所を、無駄なく抑えてある絶品。刑事の仕事に嫌気が差しながら事件の捜査を一人で努めなければならなくなった主人公の葛藤と平行して進んでいく、走行中のバスという密室の中でテンポよく起こる事件との絡み具合も面白いし、犯人(佐藤允)が正体を現してからの緊張感もたまらない。
キャストも、千秋実、森川信、堺左千夫、宮島健一など地味では有るが、芸達者を揃え、随所に見せ場を作っている。佐藤允の存在感はこの頃から凄かった。
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