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zoom RSS セーラー服と機関銃(1981)

<<   作成日時 : 2016/02/26 21:50   >>

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父親を亡くしたばかりの女子高生(薬師丸ひろ子)の前にヤクザが現れて先代組長(藤原釜足)の遺言で組長になってくれという。断ると、若頭(渡瀬恒彦)が討ち入りに行くと言うので、引き受けるが、・・・
赤川次郎の原作を田中陽造が脚色し相米慎二監督が撮った。一言で言えば、普通の女子高生が「愚かな女」になる過程を描いた映画。そして、この愚かな女がどんなに魅力的な存在かを説いた映画である。女子高生がヤクザの組長になるという荒唐無稽な設定からこれだけ濃密な人間ドラマに仕立てあげたスタッフの力量は見事。ヤクザの世界に生きる人間達の弱さ、儚さを冷徹な程に描いていて、そういう意味では、本物のヤクザ映画であるところも魅力。渡瀬恒彦、三國連太郎、佐藤允、寺田農、北村和夫、そして情婦役に風祭ゆきの共演はそういう意味でも迫力たっぷり。そんなある意味不条理な世界の中で、筋を通そうとする主人公の姿に観客は夢中になる。これもヤクザ映画の常道。そして最後にはお決まりの討ち入り。実に日本人の感性に訴えかけてくる映画である。「愚かな人間が一生懸命に生きる姿」が愛おしいのである。
相米監督の長回しと多彩なカメラアングルは、本作品で一番特徴的に見ることが出来る。長回しゆえの緊張感は半端ではない。その分、充分なリアリティを持って迫ってくる。名実ともに若かりし日の相米監督の代表作だろう。
主演の薬師丸ひろ子は、もうこの段階で驚くほどの演技を魅せている。「翔んだカップル」で一回組んだ監督だからということは有るかもしれないが、凄いものである。



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