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zoom RSS 無敵のハンディキャップ(1993)

<<   作成日時 : 2016/11/01 17:01   >>

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障害者プロレス団体「ドッグレッグズ」を描いたドキュメンタリー映画。 天願大介監督の初の長編映画である。現在では、プロレス好きならば知らない人はいない障害者プロレスの老舗団体であるが、この映画が撮られた時にはまだ発足間もなくプロレスの興行というよりは福祉団体の余興のような段階である。ドッグレッグズが設立された経緯やその一人一人の生の想いが伝わってくる作品に仕上がっている。一言で言えば「障害者も同じ人間だ」という簡単な言葉に凝縮された欺瞞性の中で、障害者はどのようにして自己表現ができるのかを突き詰めていくとこういう形になるのであろうと言う事は容易に想像できる。
近年、「感動ポルノ」の持つ差別性を指摘する声が大きくなりつつあるが、そういう薄っぺらな感動は断固として拒否し続けた人達が昔からいて、障害者やそれを取り巻く人達の間では主流であったということが良く分かる。事実、この作品の終盤で養護学校の体育館が使用禁止になり、芝居小屋に会場を移さざるえなかった。健常者と障害者がプロレスをやるというような催しに隠されたメッセージは、到底従来の福祉関係者には受け入れることができない世界だろうが、障害者にとっては健常者に対等な立場で対決できる場面というのは最も自己表現としては相応しい場面といえるのかもしれない。その活気が今日の障害者プロレスの隆盛を支えている力であろう。
天願大介監督にとっては、この作品で取材した障害者の内面の葛藤を、中途障害者が格闘技に出会って自分を取り戻していくという「AIKI」というフィクションに結実させてゆく。その一連の流れは必然のものであったのだろう。実に見事である。
障害者の事を軽々しく語る前に一見して価値がある映画と断言しておく。



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