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zoom RSS みかへりの塔(1940)

<<   作成日時 : 2016/12/02 11:52   >>

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問題のある児童ばかりを集めた救護施設では、院長(奈良真養)を始めとして職員たち(笠智衆、大山健二、三宅邦子など)が擬似的な家庭の父母になり、懸命に指導していた。今日もまた、一人の父親(坂本武)が自分の手に負えない娘(野村有為子)を連れてやってきた。・・・
大阪の救護施設「修徳学院」の院長、熊野隆治の手記を豊島与志雄がまとめた小説を原作に清水宏監督が撮った。社会的なテーマがバックにあるだけに、部分的に重く考えさせられるところもあるが、基本的には明るい活発な子供たちの群像劇である。子供達の生き生きとしたやりとりに愛情深い先生方の言葉が重なり合って実に微笑ましい逸品に仕上がっている。不良とは言っても現代のイメージで言うものと比べると、ちょっとした喧嘩や物盗りが主で、可愛らしいものである。逆に言えば、この程度のことも許されなかったこの時代の不寛容さを見るようで少し恐ろしい気もした。途中、卒院生(緒方喬)が学院に戻ってくるシーンがあるが、ここで語られる卒院生に対する差別は現代とも共通しており、本質的には不寛容な社会は現代まで続いているのかもしれない。清水監督が戦後戦災孤児たちを引き取り「蜂の巣の子供たち」などの作品を撮り続けたのもこの題材と巡り会ったゆえであろう。



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