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zoom RSS しいのみ学園(1955)

<<   作成日時 : 2017/07/20 18:46   >>

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心理学教授(宇野重吉)の長男(河原崎建三)は脊髄性小児麻痺(ポリオ)の後遺症で足が不自由である。野球がしたいのだが仲間に入れてもらえない。そんな時に弟(岩下亮)も同様に足が不自由になった。そこで妻(花井蘭子)と協力し、障害児のための学校を設立する。そこで教え子(香川京子)も働くこととなる。 ・ ・ ・
福岡学芸大学の教授であった山本三郎(後のf地三郎)の著書「しいのみ学園」を原作に清水宏監督が撮った。山本氏がしいのみ学園を設立した1954年には障害児のための学校制度は全くなく、全国的にも先駆的な試みとして大いに注目された。そんな中で著書はベストセラーとなり、この映画もその頃から必要性を強く叫ばれ始めた障害児教育への啓蒙活動の一環として広く鑑賞された。実際には、山本氏の息子は脳性小児麻痺であり、学園にも様々な症状の子供がいたのだが、本作品の中では皆がポリオであるなど、若干実話とは異なる面もあるのだが、本作品が与えた社会的影響は大きなものがあったと思われる。
作品の中では、清水監督お得意の生き生きと子役を遊ばせ、それを撮る技法が、体の不自由な子どもという制約でありながらも相変わらず冴え渡っている。彼らの自然で明るい表情が、暗くなりがちなテーマの作品を誰もが楽しむことができる作品に仕上げている。もちろん、その自然な表情を邪魔しない宇野重吉らの演技も素晴らしい。
障害児が学校へ行くのが当たり前のようになった現在、その影にはこういう先人たちの数多くの苦労があった事を絶対に忘れてはならない。そういう意味でもお勧めしたい作品である。



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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
小学校で見たと思う。悪くない映画ですね。
監督の清水宏は、日活の監督西河克己によれば、
「世の中にこれほど他人に威張る人間がいるのか」と思う人だったそうですが、子供の演出は良いですね。
要は、清水宏自身が子供だったのだと思います。
小学校で見ました
2017/07/25 07:51

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