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zoom RSS 洲崎パラダイス赤信号(1956)

<<   作成日時 : 2017/09/09 22:12   >>

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行くあての無くなった男(三橋達也)と女(新珠三千代)は、ふらっとバスに乗り、売春防止法施行直前の赤線地帯「洲崎パラダイス」前で降りる。女は赤線地帯入り口前の飲み屋で住み込みで働き、男はそこの女将(轟夕起子)の紹介で近所の寿司屋の出前持ちとして働くこととなる。そのうち女は飲み屋の常連の神田のラジオ店の主人(河津晴三郎)とねんごろになり彼の紹介で神田へ越して行ってしまう。男は神田まで探しに行くが見つけられない。 ・ ・ ・
芝木好子の原作を川島雄三監督が撮った。様々な意味で「一線を超えれない」男女の仲を、川向こうに赤線地帯があるところを舞台にすることによって暗喩している見事な人情喜劇である。 一見するとだらしない男と女であるが、人間なんて一皮剥くとみんなこんなもんだよという一種の冷徹さが底流に流れているところが川島監督らしい魅力である。一方で、対照的に子供を抱えながら出ていった夫(植村謙二郎)を待ち続ける女将を配しているところが心憎い。その女将の運命を見た主人公たちが今からどういう生き方をしていくのか余韻を残しながら終わっていくところは脚本の妙である。喜劇監督、川島雄三の一番の傑作である事は間違いないだろう。



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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
この『洲崎パラダイス・赤信号』も素晴らしいが、私が一番好きなのは、大岡昇平原作、池内淳子主演の『花影』です。原作も素晴らしいのですが、この映画化も岡崎宏三の撮影もあり、大変に素晴らしいと思います。
川島と言えば『幕末太陽伝』ですが
2017/09/18 20:10

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