舟を編む(2013)

画像

コミュニケーションが苦手な、出版社に務める若手社員(松田龍平)は、辞書編集部に転属になる。そこでは、新しい辞書を作る地道な作業が待っていた。・・・
三浦しをんの原作を、渡辺謙作が脚本にし、石井裕也監督が撮った。辞書の編集という極めて地道な作業、絶対に映画の題材になりようがない物を敢えて映像で見せた所が面白いのだが、不器用過ぎる主人公、対照的に人付き合いは上手だが主人公を一番良く理解する同僚(オダギリジョー)、そして私的に主人公を支え続けることになる大家の孫(宮崎あおい)と登場人物の配置と兼ね合いが定番であるが、うまく嵌っていて面白い。現在の作品としては珍しいほどオーソドックスな作りの軽喜劇の香りのする佳品である。
それを可能にしている役者の演技力が素晴らしい。特に、オダギリジョーの演技力は半端ない。主人公はある意味紋切り型の人物だが、こちらは様々な葛藤を内に秘めているタイプ。それを何気なく観客に伝える演技力は凄まじい。加藤剛や渡辺美佐子がこの上なくお似合いの役で出演しているのも嬉しい所。

にほんブログ村 映画ブログ 日本映画(邦画)へ
にほんブログ村

舟を編む 通常版 [DVD]
松竹
2013-11-08

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 舟を編む 通常版 [DVD] の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



舟を編む
光文社
三浦 しをん

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 舟を編む の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



この記事へのコメント

この記事へのトラックバック