シャニダールの花(2012)

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ごく少数の女性の胸に花が咲くという現象が起こっていた。その花の研究をする施設の新人スタッフ(黒木華)は先輩の研究者(綾野剛)と共に、その花の提供者(伊藤歩、山下リオ等)のケアに当たっていた。やがて彼女の胸からも花の芽が生えて、 ・ ・ ・
石井岳龍監督作品。同じ監督の「水の中の八月」の続編といったところだろうか。大きな自然の中では人間もその一部に過ぎないという分かり易いメッセージを内包している。人間を滅ぼすものとして存在しているかのように思われる花であるが、主人公の女性はその花である自分の本性を受け入れようとしている。「滅びの美学」と見ることも出来るが、人間の精神の本来の姿に立ち戻る事が出来たのだと考える方が自然だろう。
そういう哲学的なテーマを孕みながら、典型的な男女のラブロマンスとして観る事が出来るのもこの作品の嬉しいところである。但し、ラブロマンスとしてみると、あまりに起伏がなさ過ぎてあまり面白くは無い。自分の作りたいものを作っていくという石井監督の面が良きにつけ悪しきにつけ、表に出た作品だと思う。
主人公を演じた黒木華と綾野剛があまり適役ではなかったように見えた。もう少しクセのある俳優を使った方が良かったのかもしれない。



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