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zoom RSS 生きものの記録(1955)

<<   作成日時 : 2014/04/08 18:07   >>

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原水爆の恐怖に取り憑かれた鋳物工場の主人(三船敏郎)は、ブラジル移住を計画するが、息子たち(佐田豊、千秋実等)に反対され、家庭裁判所で準禁治産者の宣告を受ける。それでも諦めきれず息子たちを説得するが・・・
黒澤明監督の作品。現在の福島の状況を予期していたと思われる内容である。放射能の恐怖から逃げ出そうとする父と現実の生活を維持しようとする息子たち。双方のどちらかが正しくてどちらかが誤っているという問題でないことは明らかだ。しかし、現実社会では放射能の恐怖に怯える父を一方的に非現実的な狂った存在として排除する。それでいいのだろうかという重い問題提起を突き付けられる。まさに今の日本人と重なり合っている。
黒澤明監督の特徴として、人間を極度に戯画化して描きすぎる傾向があるように思う。その父と息子の間で苦しむ存在として家裁の調停員(志村喬)が出てくるのだが、個人的には何か余分な気がした。そういう関連性のない人間にメッセージを託すよりは、もっと主人公の内面の葛藤を描くことに力を入れたほうが良かったように思う。そうであってこそ、人間に奥行きが出てくるのではないだろうか。
それにしても、三船敏郎の老け役はあまりにも無理がある。志村喬と逆でも良かったのでは・・・

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