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zoom RSS 駅 STATION(1981)

<<   作成日時 : 2015/01/27 09:31   >>

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北海道警の警官(高倉健)は、射撃のオリンピック代表選手。その強化合宿と勤務に追われ、家庭を省みることもなく、妻(いしだあゆみ)と別れる。そんな折、先輩警官(大滝秀治)が眼前で狙撃され死亡する。 ・ ・ ・
倉本聡の脚本を降旗康男監督が撮った。自分の妻、容疑者の妹(烏丸せつこ) 、犯人を匿う女(倍賞千恵子)の三人とのふれあいをオムニバス形式で描いた作品。
主人公の家庭の事情が描かれていないので、いきなり妻と別れてしまう主人公の男が非常に身勝手に思えてしまい、全く感情移入が出来ない。その後の主人公が勤務のあり方に悩んで退職まで考える姿も、説明不足で精神的に弱いだけではないかと感じてしまう。
三人の女の話も互いにつながっているようで、うまくつながっていない。主人公の妻はその後の話に全く絡んでこないし、女が匿っていた犯人が冒頭の事件の犯人なのだが、その女とは偶然会ったに過ぎない。主人公の感情と照らし合わせて感情移入できるのは、容疑者の妹が容疑者の兄(根津甚八)に会いたいという感情の部分であるが、この話の決着のつけ方も何やら中途半端に終わっている。これならば、この烏丸せつこ扮する女性との話に絞って描いた方が余程良い話になったように思われる。
要するに、「幸せの黄色いハンカチ」が当たったので、ここは倍賞千恵子を無理矢理にでも出して北海道の風景の中で、いい雰囲気になるという絵を見せれば、観客は喜ぶだろうという安易な発想で作られた映画だと思われても仕方がない。
この映画の楽しみ方は、「中高年のためのアイドル映画」と割り切って、高倉健や倍賞千恵子、いしだあゆみなどが北海道の大自然の中で動く姿を、難しい事を考えずに楽しむということなのだろう。そう考えると、厳しい自然と戦っている北海道の人々の風景は美しいし、それを的確なカメラワークで捉えている。又、大滝秀治や池部良、宇崎竜童、小林稔侍、田中邦衛、北林谷栄などの豪華な脇役を見ているだけでも楽しい。逆に言うと、大傑作になる要素が一杯あるだけに、もっと丁寧に作って欲しかった。非常に残念な映画である。
余談だが、高倉健と倍賞千恵子が一緒に見ている「Mr.Boo!」は大変楽しい映画で、香港映画好きの人にはお勧めである。



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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは。

本作は公開当時に
劇場で観た記憶があります。
ストーリー的には特に書き出せる素晴らしさは
あまり無かったような…

ただ、個人的には
いしだあゆみさんがこの頃から
女優さんとして開眼した、
という印象をうけた作品でした。
必死に涙をこらえ造り笑顔で
彼女が敬礼しているシーンに
ぐっときたのを覚えています。
小枝
2015/01/27 13:04
いしだあゆみさんは健さんの相手役としては最適の女優さんですよね。あの物悲しそうな瞳がたまりません。もっと共演してほしかったです。
松木完之
2015/01/28 10:29
>あの物悲しそうな瞳がたまりません。もっと共演してほしかったです。

同感です。
改めてここに
高倉 健さんのご冥福を
お祈り申し上げます。

自分も観た作品には
またコメントをし記させて
いただきたいと思います。
小枝
2015/01/28 14:14

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