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zoom RSS 震える舌(1980)

<<   作成日時 : 2015/02/03 14:55   >>

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団地暮らしの夫婦(渡瀬恒彦、十朱幸代)の幼い娘(若命真裕子)は突然発作を起こし、破傷風にかかったと診断される。早速、主治医(中野良子)のもとで血清治療が行われるが、発作の回数が増えていき、幼い命は風前の灯のように思われた。また、両親も看護の疲れと破傷風がうつったのではないかという恐怖から精神的に参ってゆく。 ・ ・ ・
三木卓の原作を野村芳太郎監督が撮った。公開当時は「恐怖映画」として宣伝されたが、内容は恐怖を売り物にする物ではなく、極限状態に置かれた家族の絆を問う作品になっている。重病人を看護した経験のある人ならば、恐らく誰もが思い当たる疲労感と虚無感が繰り返し描かれることによって、観客側の人間に対する愛情の在り方までも問い掛けてくる。ラスト近くで主人公が「本当に苦しかったのは娘だったんだな」と独白する場面があるが、あまりに両親の苦しみに寄り添いながら見ていた者にとっても、はっとさせられる場面である。
北林谷栄扮する祖母が「今度はあなた方の番ね」と言って病室を去っていく場面があるが、夫婦の絆も親子の絆も最初から出来上がっているものではなく一から創り上げていくものだということを気づかせてくれる貴重な作品である。
三木卓本人の経験を下にした小説を原作にしているので、主人公は、繊細な神経を持った物書きのように思われるが、渡瀬恒彦が嵌り役だったかどうかは、疑問の残るところだ。



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