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zoom RSS お嬢さん乾杯!(1949)

<<   作成日時 : 2015/04/15 15:42   >>

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終戦後、自動車の修理業で成功を収めた男(佐野周二)の所へ元華族のお嬢さん(原節子)との縁談話が舞い込んできた。ひと目で彼女に夢中になるが、没落した彼女の過程が金に困って見合いしたことを知り、素直になれない。・・・
木下恵介監督作品。従来の価値観が崩れてしまって混沌としていた戦後の社会の一断面を風刺した喜劇である。元華族の昔の繁栄が忘れられない人達や、その名前を利用されて犯罪に巻き込まれた父親の姿は、何処にでも有ったこととはいえ、悲劇であろう。その時代のことを知ってくれていた恋人も失った「お嬢さん」は、それでも全てを引き受けて強く生きていかなければならない。その勇気をくれる存在が、生まれも育ちも正反対の主人公であった。そういう様々な感情を全て飲み込んで、愛情を受け入れようと決心したからこそ、最後の「惚れております」という言葉は美しく強い。
このテーマを扱いながら、全編を軽妙なコメディに仕上げてしまうのが、木下監督の凄い所。クスッとさせられるシーンも多く、坂本武や村瀬幸子などの軽妙な演技とも相まって楽しめる作品に仕上がっている。戦争が終わって、現在は様々な苦労があっても、やがて新しい希望溢れる時代が来るのだということを実感させられた映画であっただろう。灰田勝彦が歌う軽快な主題歌もそういう雰囲気を盛り上げてあまりある。
「お嬢さん」は原節子の嵌り役であることを改めて実感させられる。この映画を見てしまうと、他の人がお嬢さん役をやると違和感を持ってしまうほどである。少しワイルドな感じの、佐野周二と佐田啓二もなかなかよい味を出している。



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