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zoom RSS 死の棘(1990)

<<   作成日時 : 2015/07/23 21:31   >>

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作家(岸部一徳)は、浮気が妻(松坂慶子)にばれる。妻は幼い子供達(松村武典、近森有莉)の前でも構わず夫を罵倒し続ける。精神に変調をきたし始めた妻を見かねた夫は自分の故郷へ帰り、妻を精神病院に入院させる。・・・
島尾敏雄の原作を小栗康平監督が撮った。何の娯楽性もないこれぞ純文学というような原作を映画にしようとしたのは、小栗監督の冒険心の表れと言ってもよかろう。他人の不幸ほど傍から見ていて滑稽なものはないもので、この深刻な物語もこうやって映像で突き付けられるとコメディーになってしまう所が面白い。妻の精神が狂ってくるのと同調するように、夫の精神も狂ってくるのだが、そのやり取りなどは、静かな画面を見ながら思わず笑ってしまう。原作と全く違った味を出している所が凄い。テーマとしては、原作同様傷つけあいながらも、迸る愛情をぶつけ合い確かめ合うという純愛物語であるが、その線は崩さず上手くラストシーンまで持って行っている。小栗監督の作風に戸惑いのない人ならば十分楽しめる作品であろう。
岸部一徳の演技は圧巻。哀しみも内に秘めながら必死に生きようとする不器用な男の姿を十二分に顕わしている。



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