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zoom RSS 月光の夏(1993)

<<   作成日時 : 2016/12/02 21:44   >>

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昭和20年春、鳥栖国民学校に二人の特攻隊員(田中実、永野典勝)がやってきて、ベートーベンの月光を弾いて帰っていった。そこに居合わせた女教師(若村麻由美、渡辺美佐子)はそのピアノが廃棄されると聞いて、その話を公にしピアノの保存運動を始めた。その話を聞いたラジオ局員(石野真子)とドキュメンタリー作家(山本圭)は本人らしい人物(仲代達矢)を突き止めるが、本人は覚えていないと否定する。 ・ ・ ・
実話を基にした毛利恒之の原作を神山征二郎監督が撮った。冒頭に事実を元にしたフィクションであるというような断り書きがついているが、当時の兵隊の身分などが実際の話と異なっているのでわざわざこういう断りを入れたようである。大まかには実際にあった話をなぞっている。そればかりではなく、帰還してきた特攻隊の兵士を一時的に収容した「振武寮」の存在が本作品でクローズアップされるなど、想定外の収穫もあり、特攻隊員を始めとした未だに色々な形で戦争を引きずっている人の心情に寄り添って作られている良心的な作品であると言える。全体的に抑えた演出ながら、戦争の記憶に苦しめられた人間達の純粋な苦悩が手に取るように伝わってくる迫力は凄まじいものがある。それに比べて、戦争を知らないラジオ局員の厚かましく見える態度は、狂言回し的な役割としてよく効いている。
仲代達矢、渡辺美佐子、内藤武敏、田村高広などのベテラン俳優が危なげ無い演技で作品を締めているのも見所の一つである。



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